そらそーじょ!

第123号 2006/11/10 私は喫煙者であります

私は最近特に肩身の狭い『喫煙者』です。副流煙なんかの問題も取りざたされて、どうも一服しようにも公共の場での喫煙場所が壊滅状態にあります。空港なんかでも喫煙場所は透明なアクリル板で囲まれた煙だらけのいかにも不健康なあずま屋といったところです。なんで煙草だけこんなに目の敵になっているのでしょう。お酒だって、私は普段お酒を呑みませんが飲酒運転の危険性はもちろんのこと、エロジジィのニヤけた視線でも充分セクシャルハラスメントですし、おばちゃんの化粧品に至ってはすれ違いざまの副流臭で頭痛がしたり吐き気をもよおしたりもします。なのに化粧品のパッケージに「付け過ぎは副流臭となってあなたの周りの人に頭痛や吐き気を起こさせることがあります。」なんて書いてるのを見たことがありません。私が高い税金込みのお金を払って買っている煙草のパッケージには「喫煙はあなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。」だの「肺気腫を悪化させる危険性を高めます。」の文句がきれいなパッケージデザインを無視するかのごとく印刷されています。
一体何の目的の脅しでしょう。我々喫煙者はこれを読むまで健康被害はないと思っているとでも思われているのでしょうか。それでも「自己責任だろうがっ!」なんて悪態もつかず本当にできる限り周囲にも気を使って吸っているつもりです。いわゆる『コソコソ』に近い状態です。せめてパッケージには「お仕事ご苦労様。せち辛い世の中色々大変でしょうが、ここで一服ゆっくり楽しんで午後からもガンバって下さいね。」の一言ぐらい書けないものでしょうか。喫煙者が全員煙草をやめた税収減を考えたら、消費税の値上げがさらに多くなることだけは断言しておくからな。ちちっチクショ〜!

(弓庭規生)

(2006年11月10日発行ツーカイネットスクラム第123号 掲載)

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