そらそーじょ!
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第121号 2006/10/6 今回はちょっと硬派で
最近、飲酒による事故のニュースがやたら目に付きます。でもこれは、近年飲酒運転が増大しているということでもなくて、今までなら大した事件として扱われなかった飲酒事故関連のニュースが意図的に報道されているんじゃないかと私は推察します。つまり、世論の関心がそこにあるから普段なら没ネタの小さな事件でさえ価値を持つという、資本主義社会におけるマスメディアの商業化が引き起こしている現象であると考えます。
断っておきますが、だから飲酒事故のニュースを控えろと言っているのではありません。私は普段酒を呑まないし、むしろこの一連の過剰報道は飲酒運転による事故を減少させるための大きな啓蒙活動になっているとさえ思います。
しかしこれは、「お酒を呑むのは勝手やけど、人に迷惑掛けたらあかんよなあ。」と誰もが思うから良い方向に向いていますが、こちらも最近特に多く報道されている「子供や女性が襲われる」ニュースを、同じ土俵で語るわけにはいきません。なぜならこれらの犯罪を犯している奴等の中には人を傷つけたり報道されることに喜びを感じる人間がいること、多感な若者の中にモラルハザードが広がりつつあるということからです。
垂れ流すだけの報道によって啓蒙どころか逆にモラルのボーダラインが引き下げられる様なことだけは避けていただきたいのです。
人を傷つけることが流行するような世の中であっては断じてならんのです。そしてそこにメディアの存在理由を問う眼力を私達が持たねばならんとです。ああ、力みすぎて最後は博多弁になってしまったとです。
(弓庭規生)
(2006年10月6日発行ツーカイネットスクラム第121号 掲載)
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