そらそーじょ!
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第117号 2006/8/11 ジャッジメント
今年も西表島には行けず仕舞いでした。
まっ、子供と奥さんほったらかして行くほど私もアホウではございませんので、というかそんなことをしたらどんなことになるかを想像することができるということにおいてアホウでないだけで、実はそんなことが起こらない保証があれば一人でも行きたいと願うところは結構アホウです。
私がもうかれこれ15年お世話になっている友人宅の道路を隔てて直ぐ前の浜辺に、一部住民の反対を押し切って巨大リゾートホテルが今年オープンしました。地元の人がトゥドゥマリ浜と呼んでるそれはきれいな白砂の海岸にデエエエ〜ンと建っております。
地元でも「雇用が増えて、観光客がたくさん来たら潤うやんか〜」と言うチームと、「昔ながらの神々と寄り添うような生活も、その浜だけに棲むたくさんの固有動植物も、ムチャクチャになってしまうやんか〜」というチームがあって、どちらも真実なだけに難しい問題です。
こういうことは実は私が住む長谷毛原地区にも時々起こります。一方が明らかに非があれば話は早いのですが、(なかなかそうでない場合もあります)どちらも真実である場合、事態の収拾はことのほか大変です。
こういう場合、みんながそれぞれどちらかの意見に乗りきってしまえば、後は公平なジャジメントができる人に判断を委ねることもできますが、当事者同士の話し合いだとまとまるモンもまとまりません。
西表島のホテルも営業しながら裁判中というのが現状であります。対立した二つの真実を白黒つけるというのは全く難しい限りですな。
(弓庭規生)
(2006年8月11日発行ツーカイネットスクラム第117号 掲載)
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