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第108号 2006/03/24 頑固親父になろう!
去年の夏に、長谷毛原ワッショイというIターンを支援する組織を起ち上げたお話をここで書いたことがあります。おかげ様で2世帯の移住は既に完了して、この春に新たに2世帯の移住を予定しています。人数で言うと大人が7人、小・中学生が7人増えたということになります。
移住してきた子供たちは、直ぐに地元の子供たちと仲よくなって溶け込んでいます。田舎ノコトは地元の子供たちに教わり、都会ノコトは自分たちが知っていることaを話してというようにお互いの知識や知恵を交換して刺激しあって育っているようです。中にはわずか半年で地元の方言をしゃべっている子もいたりして、子供にとっての教育環境っていうのは、物質的なものだけじゃなくってメンタルな意味でも、「教育を受け入れる為の準備が出来る環境」ということなんだよなあと勝手に思ったりしているわけです。
さて、世の中は確実に複雑化していて一昔前のように「勧善懲悪」「白黒はっきりつけやがれ」といった二元論的思考では、生きていき辛い状況になっております。必然的に中間地帯、いわゆるグレーゾーンが増えてきているわけで、そんな時代に社会に出た世代は、『物分かりのいい大人』というペルソナで自身の優柔不断を覆い隠しています。しかしそれが子供たちにはもうばれてるんじゃないかと思います。
今必要なのは、自分の価値観で褒め、叱り、生き方を説く頑固親父なんじゃないかなあと思ったりもしています。
とりあえず私の田舎は今、春の香りがそこかしこを裸足で駆け回っています。
(弓庭規生)
(2006年3月24日発行ツーカイネットスクラム第108号 掲載)
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