そらそーじょ!

第96号 2005/9/23 皆はん、秋どすぇ〜

やっと秋めいて参りました。私の故郷は彼岸花が満開でございます。家の前を流れている貴志川をはさんで田んぼが広がっているのですが、休耕田が目立ちます。そんな草ボウボウの休耕田や向かいの雑木林や竹薮をテリトリーにして、キジの夫婦が長い間暮らしているのですが、どうやら子育てをしていたらしく先日ウータン(我家の犬)と散歩していたところ雄と雌それぞれ二羽づつ四羽の子供たちに会いました。子供と言ってももう既にはっきりとオスメス見分けがつくほど成長しておりまして、なんとも穏やかな心持ちになりました。聞くところによるとキジは比較的人間のテリトリーの近くで暮らしているそうです。また、キジが棲んでいる場所は人間にとってもとても暮らしよい環境であるそうです。本来は猟期に獲物として人間に狙われる宿命にあるキジですが、さすがに民家に近い場所で散弾をぶっ放すわけにもいかないというこちらの弱点を知ってか知らずか、今日もケ〜ンケ〜ンと鳴きながら悠然と暮らしております。
さてそんな私ももうすぐ、一度に四羽とまではいきませんが赤ちゃんがやってくる予定でございます。諸事情もありまして奥さんは既に実家の方にお世話になっております。当然男の一人所帯ということになり、炊事洗濯からお掃除とやることは山ほどもございます。おまけに私の衣服はデカイわけで、日頃ボヤく奥さんの気持ちが良くわかります。子供は待ち遠しいかぎりですが、キジにさえヤキモチ焼いてる一人暮らしは、徐々に汚れていく我家を見て奥さんの偉大さを痛感するのでありました。

(弓庭規生)

(2005年9月23日発行ツーカイネットスクラム第96号 掲載)

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