そらそーじょ!
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第95号 2005/9/9 ダ・カ・ラ、カ・ダ・ラ
突然ですが、和歌山にいると人間のボディのことを『カダラ』と発音しますね。例文『昨日よ〜久しぶりに野球やったら今日はカダラ中イトテイトテ』、このコラムは和歌山の人達しか読まないのであえて訳は付けませんが、『イトテイトテ』も県外の人にはわかりません。
しかし、これは実は『イトオテイトオテ』という京の公家言葉が語源と考えられ、なかなか雅な方言です。
さてお話戻って、『カダラ』は方言なのでしょうか。それとも誰かが間違っちゃったんだけど、案外言いやすかったのでそれが伝播したのでしょうか。そこで、ネットで検索してみるとなんと!はるか九州の大分県でも『カダラ』を使っていることが発覚しました。
その上雑巾の事を『ドウキン』と発音するようです。和歌山だけじゃなかった!
ひょっとすると大分でも映画『007』を『デロデロセブン』と発音するかも知れません。しかし、これでもし中越以北のどこかで、『カダラ』が使われていれば、民族学者柳田国男の『蝸牛考(かぎゅうこう)』になぞらえて『カダラ』を立派な方言として認めることができそうですが、その地域ではどうも使われていなさそうです。
う〜んダンネン(残念)。ただ、ネットの中でも結構普通に文章に『カダラ』を使ってる人達がいてビックリ。
もちろん変換できないので皆カタカナで書いてます(笑)。
関係ないけど、「何故」という単語が『ナデ』ではなく『ナエ』となるところに和歌山弁の懐の深さを垣間見ることができますね。
(弓庭規生)
(2005年9月9日発行ツーカイネットスクラム第95号 掲載)
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