そらそーじょ!

第61号 2004/4/9 当たり前のこと

私が経営している『地球庭園』というカフェには、二匹の亀と一匹のナマズがおります。今回はそのナマズに関するちょっと悲しく腹立たしいお話です。そのナマズの種類は「レッドテールキャット」という天然では一メートルを軽く越えるほど大きくなるナマズです。現在約六十センチというところでしょうか。名前の通りオレンジのしっぽを持った可愛いやつです。エサはもっぱら生魚で、これからの季節は川で釣ったオイカワやハスなどを与えていますが、冬場はアジやイワシなど結構生意気な食通で食費もかさみます。なのでコイのエサなんかを食べてくれれば安上がりだなあと思って買ってきたのですが、一度生食を覚えると人工飼料などには目もくれません。食べないと腐て水を汚すだけなので、棚の下に仕舞っておきました。さて、忙しさにかまけて三日に一度くらいしか様子を見ないそのナマズがある日、体がカビて穴が開く病気にかかっていました。あわてて原因を探すと、なんと大量のコイのエサが投入されて腐り、水質を悪化させていたのでした。おまけに亀用に買ってあった「九官鳥のエサ」までが大量に腐敗していました。直ぐに水を変えて処置をしましたが、ナマズは病気に弱く、一命は取止めましたが現在も痛々しい姿で泳いでおります。誰がやったのかは定かではありませんし、きっと悪気もなかったでしょう。
でもね、自分ちじゃない所で何かする時は、持主にそのことを断わったり、一声かけるのが普通でしょ?多分時間をかけてナマズは再生していきますが、僕はちょっと怒ってるぞっていうお話でした。

(弓庭規生)

(2004年4月9日発行ツーカイネットスクラム第61号 掲載)

このページのトップへ